Q&A

お子さまの発育や発達などの成長に関わることや子育ての悩み、気になることについてよく相談いただくことをお伝えしていきます。

Answer
身長の伸び方や体重の増え方は人それぞれ個人差があるため異なります。平均から標準的な範囲内での、身長や体重の差はあっても問題ありません。標準的な範囲を超えて、平均値からの差がある場合には、病気が原因となっていることもありますので、お子さまの健康診断や母子手帳の記録を見て、標準の範囲内かどうかを判断することが大切です。
Answer
離乳食はそれまでミルクや母乳を飲んでいた赤ちゃんにとって、新しいチャレンジです。食感が大きく異なっていたり、口に入る量が多すぎたり、固かったりすると感触の違いに驚いたり、口の中が傷ついてしまったりして食べるのを嫌がるようになります。そのため、以下の3つ点に気を付けて離乳食の作り方、食べ方を考えていきましょう。
①食材が滑らかになっている、ざらざら、つぶつぶが無い
②水分量が十分に多く、べちゃべちゃの状態になっている
③離乳食を食べさせ終わる時間を普段の授乳開始の時間に合わせる
赤ちゃんが食べない原因を探して一つずつ取り除いてあげることが大切です。
Answer
赤ちゃんの胃は大人に比べて、噴門(ふんもん)と呼ばれる入口を占める力が弱い為、吐きもどしやすくなっています。椅子に座って、赤ちゃんを立たせた状態で抱っこし、背中をまっすぐさせた状態で背中をトントンと優しくたたいたり、さすったりしてげっぷをさせてください。
Answer
赤ちゃんの肌は表皮が薄く、水分が蒸発しやすくなっているため、肌を乾燥から守るために保湿剤を塗って水分が過剰に蒸発しないようにしてください。肌が乾燥していると、ダニやペットの毛などのハウスダストやカビなどに刺激を受けて、皮膚の炎症や、アレルギーの原因になることもあります。また乾燥していると、皮脂が溜まり乳児湿疹を引き起こすこともあります。季節ごとに肌になじみやすいものをお風呂上りなど、塗るようにしましょう。
Answer
「吐き続けている」「おしっこが出ない」「皮膚や口、舌が乾いている」「機嫌が悪い、眠そう」「目が落ちくぼんでいる」「泣いても涙が出ない」「頭痛や腹痛がある」場合には、医療機関を受診しましょう。迷われる場合は医療機関にお問い合わせください。 嘔吐すると脱水症状を起こしやすくなるため、水分補給が大切ですが一度に大量に与えず、スプーン1杯程度の量を数分間空けてこまめに飲ませてください。また、感染症による嘔吐の場合、おう吐物にはウイルスや細菌が含まれるのですぐに処理しましょう。
Answer
じんましんが見られたからと言って、食べ物やハウスダストなどのアレルギーが原因であると断定することはできません。引っ掻いたことによってじんましんが見られることもあります。アレルギー検査を行う場合、じんましんが現れた状況やその前後の行動などの情報を基に、疑われるアレルゲンとなる物質を絞り込んで検査を行います。
Answer
赤ちゃんは成長と共に便(うんち)をする回数が徐々に減っていき、中には3~4日排便が無い子もいらっしゃいます。便がしばらく出ていないと、便秘を疑う方が多くいらっしゃいますが、便が何日出ていないかだけでなく、機嫌が良いか悪いか、いきんで苦しそうにしていないか、肛門が切れて出血していないかといったことも併せて便秘かどうか診断します。便が出なくても、赤ちゃんの笑顔がみられ、おっぱいやミルクを良く飲む場合、一旦様子を見ていただきますが5日以上排便がない場合は必ず受診をしてください。